こんにちは、4歳と7歳のやんちゃな兄弟を育てるママ、しずくです。
最近、子どもの将来や自分たちの老後を考えて、ようやく重い腰を上げて「新NISA」を始めました。最初は「投資」って聞くだけでアレルギー反応が出そうなくらい苦手だったんですが(笑)、始めてみると意外と簡単で、「もっと早くやればよかった!」なんて思っています。
そんなNISAの話をママ友としていると、最近よく耳にするのが「仮想通貨」っていうキーワード。「ビットコイン」とか、名前は聞いたことあるけど…。
「NISAと何が違うの?」
「ニュースで『暴落』とか聞くし、なんだか怖そう…」
「でも、"億り人"なんて言葉も聞くし、ちょっとだけ興味あるかも…」
あなたも、こんな風に感じていませんか?
私もまったく同じでした。投資の勉強を始めたばかりのママにとって、仮想通貨は未知の世界。でも、食わず嫌いはもったいないかもしれない、と思って調べてみたら、意外なことがたくさんわかったんです。
この記事では、そんな投資初心者ママの「?」を解決するために、
- そもそもNISAと仮想通貨って何がどう違うの?
- 仮想通貨の「怖い」ってイメージの正体は?
- 初心者でも安心して少額から始められる方法
この3つのポイントを、私自身の経験も踏まえながら、どこよりも分かりやすく解説していきます。「NISAの次の一歩」を考えているあなたの、小さなヒントになれば嬉しいです。
そもそもNISAと仮想通貨投資はどう違うの?
NISAを始めてみて、「投資ってこういう感じか」と少し掴めてきたところで出てくる「仮想通貨」という言葉。「投資」という点では同じ仲間なのかな?と思いきや、実はこの二つ、成り立ちから仕組みまで、全くの別物なんです。
ここを理解するだけで、仮想通貨への「なんだかよくわからない怖さ」がぐっと軽くなりますよ。まずは基本のキから、一緒に見ていきましょう。
H3-1:NISAは“国の制度”、仮想通貨は“市場そのもの”
まず一番大きな違いは、NISAが「制度の名前」であるのに対して、仮想通貨は「資産(モノ)の名前」だということです。
ちょっと分かりにくいですよね。例えるなら、NISAは「税金がお得になる特別な買い物カゴ」みたいなもの。私たちはこの買い物カゴ(NISA口座)の中で、プロが選んでくれた野菜詰め合わせパック(投資信託)などを買うことで、将来のための資産を育てていきます。国が「このカゴで買い物をしたら、儲けが出ても税金は取りませんよ」と応援してくれている、いわば“お得な仕組み”なんです。
一方で、仮想通貨は、そのカゴに入れる「新しい種類の野菜」そのもの。ビットコインやイーサリアムといった個別の名前があり、それ自体が価値を持つ資産です。この野菜は、国や銀行といった特定の管理者がおらず、インターネット上の技術(ブロックチェーン)によって世界中の人たちと直接やり取りできる、という特徴があります。
つまり、
- NISA → お得に投資するための「仕組み・制度」
- 仮想通貨 → 投資対象となる「資産・モノ」
という根本的な違いがあるんですね。まずはここだけ押さえておきましょう。
H3-2:リターン・リスク・流動性の違いを図解で比較
「仕組みは分かったけど、じゃあ私たちのお金にとっては具体的にどう違うの?」と思いますよね。そこで、ママが特に気になるであろうポイントを比較表にまとめてみました。
| 項目 | 新NISA(つみたて投資枠) | 仮想通貨 |
|---|---|---|
| 目的 | 長期的な資産形成(教育資金・老後資金など) | 短期〜長期の資産形成(余裕資金でのチャレンジ) |
| 期待リターン | 年利3〜7%が目安(比較的おだやか) | 数十〜数百%の可能性も(価格変動が非常に激しい) |
| リスク | 低〜中(プロによる分散投資が基本) | 高(価値が半分以下になることや、ゼロになる可能性もある) |
| 管理元 | 国(金融庁)の管轄下にある金融機関 | 特定の管理者がいない(ブロックチェーン技術) |
| 税金 | 非課税枠内の利益には税金がかからない | 利益に対して課税される(雑所得) |
この表で特に注目したいのが「期待リターン」と「リスク」の振れ幅です。
NISAで買う投資信託は、いわば色々な会社の株を少しずつ詰め合わせた「幕の内弁当」。一つのおかず(会社)の味がイマイチでも、他のおかずが美味しければ全体としては満足できますよね。だから、リスクが分散されて、比較的おだやかな成長が期待できるんです。
一方、仮想通貨は一点豪華主義の「高級ステーキ」のようなイメージ。すごく美味しくなる(価値が上がる)可能性もあれば、焼きすぎて真っ黒焦げ(価値が暴落)になる可能性も秘めています。良くも悪くも、価格の変動が非常に大きいのが特徴です。
H3-3:ママ目線での「向き・不向き」をわかりやすく整理
これまでの違いを踏まえて、「じゃあ、結局私にはどっちが向いているの?」という点を整理してみましょう。
【NISAが向いているママ】
- 子どもの教育資金や自分たちの老後資金など、将来のためにコツコツ着実に増やしたい
- 投資でハラハラ・ドキドキするのは苦手。なるべく安心して続けたい
- 毎日値動きをチェックする時間はないので、基本的にはほったらかしで運用したい
【仮想通貨投資が向いているママ】
- NISAとは別に、すぐ使う予定のない余裕資金(お小遣いやへそくりなど)で挑戦したい
- 銀行に預けておくだけでは物足りない。プラスアルファのリターンを狙ってみたい
- 新しい技術やサービスに興味があり、未来に投資することにワクワクする
いかがでしょうか?
こうして見ると、「どちらかを選ぶ」というよりは、それぞれの役割が全く違うことが分かりますよね。
まずはNISAで将来のための「守り」の資産をしっかり育てつつ、余裕資金の一部で仮想通貨という「攻め」の投資にチャレンジしてみる。そんな風に目的別に使い分けるのが、私たちママにとっては賢い選択肢なのかもしれません。
とはいえ、やはり「攻め」の部分には危険がつきもの。次の章では、仮想通貨の「怖い」というイメージの正体と、そのリアルなリスクについて詳しく見ていきましょう。
仮想通貨って危険?初心者ママが知っておくべきリアル
NISAとの違いがわかってくると、次に気になるのが「やっぱり仮想通貨って危険なんじゃないの?」という点ですよね。ニュースで「〇〇億円のハッキング被害!」とか「価格が一日で半分に…」なんて見出しを見ると、怖くなってしまうのも当然です。
でも、その「怖い」という感情の正体をちゃんと知っておけば、必要以上に怖がることはありません。ここでは、なぜ私たちが仮想通貨を怖いと感じるのか、そして実際にどんなリスクがあるのかを、正直にお話しします。
H3-1:怖いと感じるのはなぜ?ニュースと実態のギャップ
私たちが「仮想通貨=怖い」と感じてしまう一番の理由は、ネガティブなニュースが大きく報道されやすいから、という点が挙げられます。
テレビやネットニュースは、人々の注目を集めるために、どうしても刺激的な話題を取り上げがちです。毎日コツコツ仮想通貨の積立をして資産を増やしている人の話よりも、「たった一日で全財産を失った」という話のほうが、インパクトがありますよね。
もちろん、ハッキングや詐欺の事件が実際に起きているのは事実です。でも、それは仮想通貨に限った話ではありません。例えば、銀行口座から不正送金される事件や、クレジットカードの不正利用なども後を絶ちませんよね。
大切なのは、そのニュースの裏側で、多くの人が適切なリスク管理をしながら、新しい資産形成の手段として仮想通貨を活用しているという事実にも目を向けることです。メディアが切り取る一部分だけを見て「危険だ」と決めつけてしまうのは、せっかくのチャンスを逃してしまうことにも繋がりかねません。
H3-2:実際のリスクとその対策
では、具体的に仮想通貨にはどんなリスクがあるのでしょうか。ママ投資家として最低限知っておきたい、代表的なリスクを3つご紹介します。
- 価格変動リスク
これは仮想通貨投資の最大のリスクであり、同時にリターンの源泉でもあります。1日で価値が20%〜30%上下することも珍しくありません。株や投資信託の感覚でいると、その激しい値動きに精神的に疲れてしまう可能性があります。- 対策 → まずは生活に影響のない「余裕資金」で始めること。そして、一気に大きなお金を入れるのではなく、毎月コツコツ積み立てるなど、時間も分散させることが有効です。(※この対策の詳細は、別の記事で詳しく解説しますね!)
- ハッキング・盗難リスク
取引所に預けている仮想通貨が、サイバー攻撃によって盗まれてしまうリスクです。過去に国内外で大きな事件があったため、このイメージが強い方も多いかもしれません。- 対策 → 金融庁に登録されている、セキュリティ対策が強固な国内の取引所を選ぶことが大前提です。Coincheckのように、利用者保護の観点から補償制度を設けている取引所を選ぶと、より安心感が高まります。
- 詐欺・詐欺的なコインのリスク
「必ず儲かる」「元本保証」といった甘い言葉で、価値のない仮想通貨を買わせようとする詐欺も存在します。特にSNSなどで個人から投資話を持ちかけられた場合は、注意が必要です。- 対策 → 知名度の低いコインには手を出さないこと。初心者のうちは、ビットコインやイーサリアムといった、広く知られている代表的な銘柄から始めるのが鉄則です。
H3-3:「知っていれば怖くない」ママ投資家が守る3つのルール
ここまでリスクの話をしてきましたが、怖がらせたいわけではありません。むしろ逆で、「リスクの正体を知ること」が、安全な投資への第一歩なんです。最後に、これだけは守ってほしい、初心者ママのための3つの鉄則をお伝えします。
- 「余裕資金」の範囲で楽しむ
何度も言いますが、これが一番大事です。子どもの学費や、日々の生活費には絶対に手をつけないこと。「このお金が最悪なくなっても、まあ勉強代だと思えるかな」という金額でスタートしましょう。 - 有名な取引所で、有名なコインだけを買う
よくわからない海外の取引所を使ったり、友人から勧められた無名のコインに手を出すのは絶対にやめましょう。まずは、テレビCMでも見かけるような、国内大手で利用者が多い取引所を選ぶのが安心です。 - 周りの意見や価格の上下に一喜一憂しない
「友達が儲かったから私も!」と焦って買ったり、「価格が下がって怖いから」と慌てて売ったりするのは失敗のもと。特にママは忙しいので、毎日チャートに張り付くような投資は向きません。自分のペースで、コツコツ続けることを意識しましょう。
これらのルールを守れば、仮想通貨は決して「怖いだけのもの」ではありません。次の章では、これらのポイントを踏まえた上で、なぜ初心者ママにCoincheckが選ばれているのか、その理由を具体的に見ていきましょう。
Coincheckなら少額でも始めやすい理由
仮想通貨のリスクが具体的にわかると、次に考えるのは「じゃあ、どこの取引所を選べば安全なの?」ということですよね。前の章でお話しした「国内大手で、セキュリティがしっかりしていて、初心者でも使いやすい」という条件を満たす選択肢として、多くの投資家ママに選ばれているのが「Coincheck(コインチェック)」です。
ここでは、なぜCoincheckが投資デビューにぴったりなのか、ママ目線で嬉しい3つのポイントに絞ってご紹介します。
H3-1:最小投資額500円〜の仕組みと“積立NISA”との共通点
「投資を始めるぞ!」と思っても、いきなり何万円も入金するのは、やっぱり勇気がいりますよね。「まずはランチ1回分くらいの金額で、どんなものか試してみたい…」というのが私たちの本音だと思います。
その点、Coincheckは約500円から仮想通貨を購入することができます。
これは、投資初心者にとって一番嬉しいポイントかもしれません。例えば、「今月は少し余裕があるから、お試しで1,000円だけビットコインを買ってみよう」といった始め方ができるんです。
この感覚、何かに似ていると思いませんか?
そう、毎月コツコツ続ける「つみたてNISA」です。
NISAと同じように、無理のない金額から始められるので、精神的な負担がとても軽いのが特徴です。まずは少額で仮想通貨を買うという経験をしてみて、「こういう風に値動きするんだな」という感覚を掴むのにぴったり。家計を圧迫することなく、自分のペースで「未来への種まき」をスタートできます。
H3-2:アプリ完結で操作が簡単
子育てや仕事で忙しい私たちにとって、時間は何より貴重。パソコンの前に座って難しいグラフと向き合う…なんて時間はなかなか取れませんよね。
Coincheckの強みは、スマホアプリの使いやすさが圧倒的なこと。実際、仮想通貨アプリのダウンロード数は国内でNo.1※という実績もあり、多くの人に支持されているのが分かります。
(※対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2021年、データ協力:AppTweak)
アプリを開くと、難しい専門用語や複雑なチャートが並んでいるわけではなく、「今、どのコインがいくらなのか」「自分の資産はどのくらい増減しているのか」が、ひと目でわかるようにデザインされています。
口座開設から仮想通貨の購入まで、すべての手続きがスマホ一つで完結する手軽さも魅力です。
- アプリをダウンロードして、アカウント作成
- スマホカメラで本人確認書類(免許証など)を撮影
- 審査完了後、日本円を入金
- 買いたいコインを選んで、金額を指定して購入
この4ステップだけで、あなたも仮想通貨デビューが完了します。子どもが寝た後のちょっとした時間や、通勤中のスキマ時間でサクッと操作できるのは、忙しいママにとって大きなメリットと言えるでしょう。
H3-3:手数料・口座開設の基本
「でも、なんだかんだ手数料で損しちゃうんじゃないの?」という心配も、もちろんありますよね。お金のことはシビアに見ていきましょう。
Coincheckの手数料は、以下のようになっています。
- 口座開設手数料・維持手数料:無料
- 日本円の入金手数料:銀行振込なら無料(※各銀行の振込手数料は自己負担)
- 仮想通貨の売買手数料:無料
「え、全部無料なの?」と驚くかもしれませんが、一つだけ知っておきたいのが「スプレッド」の存在です。
これは、仮想通貨を買う時の値段(購入価格)と、売る時の値段(売却価格)にわずかな差があること。例えば、Coincheckが1ビットコインを1000万円で仕入れて、私たちに1002万円で販売し、998万円で買い取るといったイメージです。この差額(この場合2万円)が、Coincheckにとっての実質的な手数料(利益)になります。
これは海外旅行の際の両替レートに、両替所の手数料が含まれているのと同じ仕組みですね。
頻繁に売り買いを繰り返すとこのスプレッドが負担になることもありますが、「一度買ったら、しばらくは長期的に保有する」というNISAのようなスタンスであれば、そこまで神経質になる必要はないかもしれません。
何より、Coincheckは東証プライム上場企業である「マネックスグループ」の傘下に入っており、企業の信頼性やセキュリティ体制が非常に強固である、という安心感は何物にも代えがたいポイントです。
実際に始める前に知っておきたい3つのチェックポイント
Coincheckならアプリで簡単に始められそう!と思っても、いざ「購入」ボタンを押す前には、少しだけ立ち止まって考えておきたいことがあります。
勢いで始めてしまって「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、投資家ママの先輩として、特に大事だと思う3つの心構えをお伝えします。ここをクリアできれば、安心して仮想通貨デビューができますよ。
H3-1:どんなお金で始める?生活費とのバランスの考え方
まず、一番大切なのが「どのお金で投資するか」です。これは仮想通貨に限らず、NISAなどすべての投資に共通する鉄則ですね。
結論から言うと、仮想通貨に使うお金は「当面使う予定のない、余剰資金」であることが絶対条件です。
具体的には、
- 毎月の生活費(食費、光熱費、家賃など)
- 近々使う予定が決まっているお金(子どもの入学金、車の買い替え費用など)
- いざという時のための生活防衛資金(生活費の半年〜1年分が目安)
これらのお金には、絶対に手をつけてはいけません。
おすすめは、毎月の家計を見直して、「これくらいなら、なくても生活に響かないかな」と思える金額を先に決めてしまうこと。例えば、「毎月のお小遣いから3,000円だけ」とか「ボーナスのうち1万円だけ」というように、家計と完全に切り離して考えるのがポイントです。このルールさえ守れば、たとえ価格が下がったとしても、冷静でいられます。
H3-2:タイミングよりも“続け方”が大事な理由
「仮想通貨って、いつ買えば一番お得なの?」「安い時に買って、高い時に売りたい!」
投資を始めると、誰しもがこう考えますよね。でも、プロの投資家でも未来の価格を正確に予測するのは不可能です。特に、私たちのように日中子育てや仕事で忙しいママが、最適なタイミングを見つけるのは至難の業。
そこで大切になるのが、「いつ買うか(タイミング)」よりも「どう続けるか(続け方)」という視点です。
おすすめなのは、NISAの積立投資と同じ考え方である「ドルコスト平均法」。これは、「毎月1日に5,000円分」というように、決まった金額を定期的に買い続ける方法です。
この方法なら、価格が高い時には少なく、価格が安い時には多く買うことができるため、自動的に購入単価が平均化されます。価格変動に一喜一憂することなく、感情に左右されずに淡々と続けられるのが最大のメリット。「買うタイミングを間違えたかも…」というストレスからも解放されますよ。
H3-3:「Coincheckつみたて」など次のステップへの導線
「ドルコスト平均法がいいのはわかったけど、毎月自分で買うのは忘れそう…」
そんなママにぴったりなのが、Coincheckが提供している「Coincheckつみたて」というサービスです。
これは、一度設定してしまえば、毎月決まった日に、決まった金額の仮想通貨を銀行口座から自動で引き落として購入してくれる、まさに「ほったらかし投資」の仕組み。手数料も無料で、月々1万円から設定できます。
最初に「毎月1万円ずつビットコインを積み立てる」と設定しておけば、あとはアプリを開く必要すらありません。忙しい毎日の中でも、知らず知らずのうちに将来の資産が育っていく。これは、NISAの積立設定と全く同じ感覚ですよね。
まずは少額(500円〜)の購入をアプリで体験してみて、「これなら続けられそう」と感じたら、次のステップとしてこの「Coincheckつみたて」を検討してみるのが、失敗しないための王道ルートと言えるでしょう。
NISAと仮想通貨、どちらがいい?しずく流のまとめ
さて、ここまでNISAと仮想通貨の違いから、具体的なリスク、そしてCoincheckを使った始め方まで、一緒に見てきました。それぞれの特徴がかなりクリアになったのではないでしょうか。
最後に、この記事の総まとめとして「結局、私たち投資初心者ママはどっちを選べばいいの?」という問いに、私しずく流の結論をお話ししたいと思います。
あなたはどっち向き?目的別使い分けチェック
これまでのお話を、あらためて一つの表にまとめてみました。ご自身の今の考え方がどちらに近いか、チェックしてみてください。
| 項目 | 新NISA | 仮想通貨 |
|---|---|---|
| こんな人におすすめ | 子どもの教育資金や老後資金を安全第一で準備したい人 | 余裕資金でプラスアルファの楽しみやリターンを狙いたい人 |
| リスク許容度 | 元本割れは避けたい。コツコツ着実に増やしたい(低〜中) | 最悪なくなってもいいお金でハイリスク・ハイリターンに挑戦したい(高) |
| 時間の使い方 | 一度設定したらほったらかし。長期でじっくり育てたい | 少額から始めて、新しい技術や経済のニュースに触れる学びの機会にしたい |
「どちらか」ではなく“目的別に使い分け”が正解
この表を見ていただくと分かる通り、私の結論は「どちらかを選ぶ、ではなく目的別に使い分ける」が正解、というものです。
NISAと仮想通貨は、決してライバル関係ではありません。むしろ、家計という一つのチームで、それぞれ違うポジションを担う「頼れるチームメイト」のような存在だと私は考えています。
- 【守りの資産・メイン】 → 新NISA
子どもの将来の学費や、私たちの老後資金など、絶対に減らしたくない大切なお金を守り育てる、チームのゴールキーパー的存在。ここがしっかりしているから、安心して毎日を暮らせます。 - 【攻めの資産・サブ】 → 仮想通貨
毎月のお小遣いやへそくりなど、最悪なくなっても生活に影響のないお金で、より大きなリターンを狙いにいくフォワード的存在。試合を面白くし、時には大きな勝利をもたらしてくれるかもしれません。
NISAで「守り」の土台をしっかり固めているからこそ、余裕資金の一部で安心して「攻め」の仮想通貨にチャレンジできる。このバランス感覚こそが、私たち子育て世代の投資家にとって、最も大切なことなのではないでしょうか。
いきなり大きな金額を投じる必要は全くありません。まずはCoincheckで500円だけ、コーヒー1杯分のお金で新しい世界を覗いてみる。それだけで、今までなんとなく聞き流していた経済のニュースが、少しだけ自分ごととして面白く感じられるようになるはずです。
その小さな一歩が、あなたの未来を大きく変えるきっかけになるかもしれませんよ。
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